AIバジェットAIクレジットは、AIエージェントの使用状況を測定・管理するための仕組みです。クレジットはAIエージェントが行うすべてのアクションに使用される基本的な単位であり、バジェットはAIエージェントが1カレンダー月あたりに使用できるクレジット数の上限を設定するためのものです。

AIクレジットとは?

AIクレジットとは、AIエージェントがチケットに対してアクションを実行する際に消費される単位です。チケットメッセージの読み取り、タグの追加、チケットの解決、Transfer(転送)など、AIエージェントが実行するすべてのアクションはツールコールと呼ばれ、各ツールコールはアカウントのクレジットプールから消費されます。

ルールは単純です:1ツールコール=1クレジット。 AIエージェントが行う1回のMCPツールコールは、どのツールを使用したか、AIがどれだけの入力・出力トークンを消費したかにかかわらず、常に正確に1クレジットを消費します。例えば、チケットメッセージの取得、チケットノートの取得、ナレッジベース記事の作成という3つのMCPツールを使用するAIエージェントの実行では、3クレジットを消費します。

クレジットはツールコールと1対1で対応するため、AIが1チケットあたりに必要とするアクション数を数え、それを処理予定のチケット数で乗算するだけで、ワークフローのコストを見積もることができます。

AIクレジットはどのように購入・課金されますか?

現時点では、AIクレジットを購入する必要はありません。 開始をスムーズにするため、すべてのLiveAgentアカウントには無料で300,000AIクレジットが付与されます。 また、月間上限300,000ツールコールのすぐに使えるデフォルトバジェットも自動的に作成されるため、何も購入せずにすぐにAIエージェントを利用開始できます。

1ツールコール=1クレジットであるため、300,000クレジットは300,000回のAIエージェントアクションをカバーします。これは、追加コストなしでチケットキュー全体にわたる大規模な自動化を実行するのに十分な量です。

AIバジェットとは?

AIバジェットとは、AIエージェントが消費できるクレジット数(すなわちツールコール数)の月間上限のことです。

バジェットを使用することで、個々の実行を一つひとつ監視することなく、支出の境界を設定できます。必要な数だけバジェットを作成し、それぞれの「Run AI agent」(AIエージェントを実行)ルールアクションに適切なバジェットを割り当てることができるため、AIワークフローごと(チームやワークフロー単位など)に支出を個別に追跡・制限できます。各バジェットには、ルールへの割り当て時に識別しやすいよう名前を付けることができ、任意で説明も追加できます。

バジェットは、指定されたカレンダー月内で許容される最大クレジット数/ツールコール数を定義します。バジェットは毎月1日にリセットされます ― 手動でリセットする必要はありません。

バジェットは、それをトリガーするルールを通じてAIエージェントに割り当てられます。 ルールに「Run AI agent」(AIエージェントを実行)アクションを追加する際には、AIエージェントと、そのツールコールが消費するバジェットの両方を選択する必要があります。バジェットの選択は必須であり、すべてのAIエージェントの実行は必ず特定のバジェットに紐付けられます。

AIエージェントによるクレジットの消費方法

AIエージェントがあるバジェットの下で実行され、ツールコールを行うと、その1回の呼び出しは同時に2つの独立した上限に対して計上されます。

  • バジェットの月間上限 — その呼び出しにより、現在のカレンダー月におけるそのバジェットの使用量に1が加算されます。
  • アカウントのクレジットプール — その呼び出しにより、全体の残高から1クレジットが差し引かれます。

実行は、作業が完了するまで、またはこれらの上限のいずれかに達するまで、ツールコールを続けます。

割り当てられたバジェットが月間上限に達した場合、またはアカウント全体のクレジット残高が枯渇した場合、実行は失敗します。AIエージェントの実行結果についての詳細は、AIエージェントの実行を監視するをご覧ください。

ヒント: バジェットの上限に達してAIエージェントの実行が頻繁に失敗する場合は、そのバジェットの月間上限を増やすか、AIが1チケットあたりに必要とするツールコール数を減らすようワークフローを簡略化してください。エージェントに本当に必要なツールのみを付与することも、支出を抑えるのに役立ちます。

使用状況の確認

Configuration(設定) > AI > AI Budgets(AIバジェット) から、残りのクレジット残高、各バジェットの今月の使用状況、そして推定クレジット残存期間(ランウェイ)(現在のバジェット消費率で、残っているクレジットが今後およそ何日分のAIエージェント活動をカバーできるか)を確認できます。これを定期的に確認することで、想定より早くクレジットを消費しているワークフローを、枯渇する前に把握できます。


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