AIエージェントのためのMCP統合
LiveAgentには組み込みのMCPサーバー(Model Context Protocol)が用意されており、Claude Desktop、Cursor、claude.ai、FlowHuntなどのMCP対応クライアントや外部AIツールを、LiveAgentアカウントに直接接続できます。接続すると、これらのツールはエージェントのID権限を使ってチケットデータを読み取り、代理で操作を実行できるようになります。
注: AIエージェントはLiveAgent組み込みのMCPツールを使用します。LiveAgent内部から外部のMCPサーバーを接続することは、現時点ではサポートされていません。
MCPクライアントを認証する方法は2つあります。
- ベアラートークン — プロフィールでMCPアクセストークンを生成し、クライアントに手動で貼り付けます。
- OAuth 2.1 — クライアントが認証サーバーを自動的に検出し、同意画面にリダイレクトします。手動でのトークン操作は不要です。
プロフィールでMCP連携を見つける
- LiveAgentパネル右上のアバターをクリックし、Edit profile(プロフィールを編集)を選択します。
- 左側のメニューからMCP Integration(MCP連携)を選択します。
この画面には、接続情報、アクセストークン、認証済みのOAuthアプリが表示されます。MCP対応クライアントを設定する際は、以下の値を使用してください。
| 設定項目 | 値 |
|---|---|
| MCPサーバーURL | https://<your-liveagent-domain>/api/mcp |
| トランスポートプロトコル | Streamable HTTP |
| 認証方式 | ベアラートークン または OAuth 2.1(Authorization Code + PKCE) |
ベアラートークンで接続する
ベアラートークンは、プロフィールで生成してMCPクライアントに直接貼り付けるMCPアクセストークンです。手動設定が必要なデスクトップツールやスクリプトに最適です。
アクセストークンの生成
- MCP Integration(MCP連携)画面でGenerate token(トークンを生成)をクリックします。
- アクセストークンをすぐにコピーしてください。表示は一度だけで、後から取得することはできません。
- アクセストークンをMCPクライアントのベアラートークン値として貼り付けます。
重要: アクセストークンを生成したら、すぐに安全な場所に保存してください。紛失した場合は、既存のトークンを無効化して新たに生成する必要があります。
アカウントごとに最大10個のアクティブなアクセストークンを生成できます。複数のトークンを持っておくと、同じアカウントを複数のツールやデバイスに接続する場合に便利です。それぞれ個別に無効化でき、他のトークンには影響しません。
注: アクセストークンは、使用頻度にかかわらず、生成日から2年後に自動的に失効します。中断を避けるため、期限切れになる前にアクセストークンを更新することを計画してください。
アクセストークンの管理
MCP Integration(MCP連携)画面のアクセストークン一覧には、各トークンのマスクされた識別子と有効期限が表示されます。個々のアクセストークンを無効化でき、該当するMCPクライアントは即座にアクセス権を失います。
OAuthで接続する
OAuthを使用すると、トークンをコピー&ペーストすることなく、AIツールをLiveAgentのMCPサーバーに接続できます。ツールは標準のOAuth 2.1(PKCE付き)を使用して、認証フロー全体を自動的に処理します。
仕組み
- AIツール(例:claude.ai)で、LiveAgentのMCPサーバーURLを追加します:
https://<your-liveagent-domain>/api/mcp - ツールがそのURLに接続し、ディスカバリーヒントを受け取った上で、LiveAgentのOAuthサーバーメタデータを自動的に取得します。
- (未ログインの場合)LiveAgentのログインページにリダイレクトされ、その後、接続の承認を求める同意画面が表示されます。
- 承認すると、ツールはアクセストークンを受け取り、使用準備が整います。手動でのコピー&ペーストは不要です。
注: 同意の判断は記憶されます。後日同じツールを再接続する場合、同意画面はスキップされ、フローは自動的に完了します。
認証済みアプリの管理
プロフィールのMCP Integration(MCP連携)画面のAuthorized apps(認証済みアプリ)には、承認したすべてのOAuthクライアントが一覧表示されます。認証済みアプリはいつでも無効化でき、無効化するとツールは即座にアクセス権を失い、再接続するには再度OAuthフローを実行する必要があります。
agent management(エージェント管理)権限を持つ管理者は、アカウント内の任意のエージェントについて、認証済みアプリの確認および無効化を行うことができます。
利用可能なツール
ベアラートークンとOAuthのどちらで接続した場合でも、AIツールはLiveAgent MCPツールの全セットにアクセスできます。すべての操作はエージェントのIDのもとで実行され、各自の役割に設定された権限に従います。利用可能なツールの一覧と各ツールの機能については、MCPツールリファレンスをご覧ください。
注: 選択したAIプロバイダー上でルールに基づいて自動実行され、エージェント設定ごとに利用可能なツールが制限されるAIエージェントとは異なり、個人のMCPアクセストークンはすべてのツールへのアクセス権を付与します。ただし、各自の役割の権限は引き続き適用され、役割として許可されていない操作は拒否されます。
注: MCP接続を通じて実行された操作は、ツール呼び出し数を制限するAI予算の対象としてカウントされます。AI予算の仕組みについての詳細は、AIエージェントの記事をご覧ください。
権限と監査証跡
MCPクライアントを通じて実行されたすべての操作は、ベアラートークン認証とOAuth認証のどちらを使用した場合でも、LiveAgentパネル上で自分自身が操作した場合とまったく同じように、自分のエージェントアカウントに紐づけられます。これらの操作は、チケットのアクティビティ履歴に自分の名前のもとで表示されます。
agent management(エージェント管理)権限を持つ管理者は、アカウント内の任意のエージェントについて、MCPアクセストークンと認証済みOAuthアプリの両方を確認および無効化できます。