チャットボットAIエージェントのデフォルトテンプレートは純粋なテキスト入力のみを処理するため、添付ファイルや画像を解釈することはできません。ただし、チャットボットに添付ファイルを認識する機能を持たせたい場合は、適切なツールを提供する必要があります。なお、AIエージェントの機能を拡張すると、クレジット消費量が増加する点にご注意ください。

チャットボットとの会話にアップロードされた添付ファイルは、セッション全体に紐付けられます(人間のエージェントとのチャットでは添付ファイルが1つのメッセージにのみ紐付けられるのとは異なります)。これにより、AIは利用可能なチャット履歴の範囲内で、以前にアップロードされた添付ファイルを後から再確認することができます。

現時点では、AIエージェントはチャット中の添付ファイルのみを処理できます。添付ファイルを含むチケットメッセージの処理は現在サポートされていません。この機能が必要な場合は、お気軽にお問い合わせください(www.liveagent.jp)。

AIエージェントに視覚機能と添付ファイル処理ツールを追加する

AIチャットボットがチャット内の添付ファイルを認識できるようにするには、FlowHuntアカウントにログインし、My Agents(マイエージェント)に移動して、チャットボットAIエージェント(デフォルト名「Chatbot for LiveAgent Integration」)を編集します。フローエディター内で AI Agent コンポーネントをクリックし、Tools(ツール)セクションで「+ Add Tool」をクリックします。

Vision Tool(視覚ツール)

Vision Toolは、AIエージェントがチャットに添付されたJPGやPNGなどの画像ファイルを認識できるようにする最初のツールです。

このツールの使用方法について、AIエージェントのプロンプトに指示を追加することを推奨します。例: 「あなたには Vision ツールへのアクセス権があります。ユーザーが画像やスクリーンショットについて言及した場合、または会話から画像・スクリーンショットがセッションに添付されている可能性があると判断した場合には、このツールを使用してください。」

ツールを選択した後、設定を行うことができます。Prompt(プロンプト)と Image URL(画像URL)のパラメーターがAI decision(AI判断)モードに設定されていることを確認してください。オプションとして、このツール専用に使用するLLMモデル(例:gpt-4o、gpt-5.2、claude-4.5-haiku、gemini-3-pro-previewなど)を指定することもできます。設定を完了し、AIエージェントのツールに追加するには「Add with Config」をクリックします。

File Attachment Retriever(ファイル添付取得ツール)

File Attachment Retrieverツールは、AIエージェントがチャット内の添付ファイルの内容を解釈できるようにする2つ目のツールです。このツールは、画像ファイルを除く、PDF、DOCX、TXTなどのファイルの内容を読み取ることができます。

このツールの使用方法について、AIエージェントのプロンプトに指示を追加することを推奨します。例: 「あなたには File Attachment Retriever ツールへのアクセス権があります。ユーザーが何らかの種類の添付ファイルやファイルについて言及した場合、または会話から添付ファイル・ファイルがセッションに添付されている可能性があると判断した場合には、このツールを使用してください。」

ツールを選択した後、設定を調整することができます。

  • Max Tokens(最大トークン数) - このツールで出力を生成する際にAIが使用できるトークンの最大数を定義します。または、AIが使用するトークン数を自ら判断するように設定することもできます。
  • Strategy(戦略) - 複数の添付ファイルを1つずつ順番に丁寧に確認するか、すべてを同等に扱うかを選択します。あるいは、AIに戦略を判断させることもできます。
  • Apply OCR(OCRの適用) - AIエージェントが添付ファイル内の画像も認識できるようにOCR(光学文字認識)を適用するかどうかを選択します。あるいは、OCRを使用するかどうかをAIに判断させることもできます。

設定を完了し、AIエージェントのツールに追加するには「Add with Config」をクリックします。

以上で完了です。この2つのツールにより、AIチャットボットはユーザーがチャット中に添付した画像やファイルを認識し、添付ファイル内の情報に基づいて適切に応答できるようになります。

チャット中にユーザーがアップロードできるファイルの種類を制限するには、LiveAgentパネルで Configuration(設定) > Security(セキュリティ) > Settings(設定)に移動し、「General」(一般)セクションの「Change」(変更)ボタンをクリックして、「Allowed file types」(許可するファイルの種類)フィールドに許可するファイルの種類のみを入力してください。